【書評】命をとらえ方を学ぶ『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘著★★★★★
こんにちは、Luna*です。
最近ミステリー小説に関してのブログ記事を読んでいて興味が出てきました。
なので図書館で借りようと思ってたんですよね。
そして先程、島田荘司さんの『占星術殺人事件』を読み終わったので、書評を書けたらいいなぁと思っています(・∀・)
前置きはこのくらいにして、本日紹介したいマンガは『銀の匙 Silver Spoon』です🎉
銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 3回
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大蝦夷農業高校(エゾノー)の酪農科学科に入り、クラスの大半が将来の夢や実家の家業を継ぐ為に勉強したいと自己紹介します。
八軒くんは「やりたいことがない」為に、とりあえず勉強で1位を取ろうともくろみます。
八軒くんは食肉に関してや様々なことを知り、カルチャーショックを受けながら少しずつ人間として成長していくお話です。
1巻の7話の豚丼の話は考えさせられます。
生産業者としては食べる為に殺す家畜と割り切って育てている訳ですが、消費者の生活はその上で成り立っている訳で。
どの立場で物事を考えるかによって生き物の命のとらえ方が異なるという意味で、すごくカルチャーショックを受けるんですよね。
巻数が増えるにつれ、その傾向が強くなる気がします。
ちなみに私、荒川弘さんのマンガがめちゃくちゃ好きなんです!
前は『鋼の錬金術師』が特に好きで、今は『アルスラーン戦記』が好きですよ( ´ >ω<`)♡
『銀の匙』はアニメを見ていたんですが、改めて原作を読むとまた面白いですね。
荒川さんのマンガは、いつもキャラ愛を感じます。
掛け合いも面白いですし、キャラ設定も立っていて生き生きとしているんです🍀
『銀の匙』でもキャラそれぞれの過去や思いがあって、それが一つの作品を作ってるんだなぁと感じます。
ふと『鋼の錬金術師』の「全は一、一は全」の下りを思い出しました。
荒川さんなりの哲学がマンガを通して描かれているのだと思います。
評価としては★★★★★ですね!
マンガを通して、知らないことを学べる点を評価させて頂きました。
今日も読んで下さりありがとうございました。
またね🌈